chofchof's blog

神戸在住の社会人四年目。趣味と実益を探し求める日々。

クラクフへ

 

ポーランド旅行記 忘備録 1

 

関西空港からアムステルダム、五時間程度のトランジットでクラクフへ。

空港に着いたのは2230頃で遅くなるため、あらかじめ宿泊ホテルに送迎を頼んでいたが正解だった。遅くまで電車もトラムもあるが、二十時間超の移動の後、大きなトランクを持っての異国での電車移動はきつそうだ。

宿泊は CHOPIN hotelクラクフ中央駅からトラムで二駅ほどだが、このトラムが数分おきにくるものの、行き先がたくさんあり複雑で難しくどれに乗れば良いかよくわからない。便利なのか不便なのか。

朝食は種類も比較的多く満足だった。

 

観光1日目はあいにくの雨がパラつくお天気。傘を差すと片手が塞がるので写真を撮りづらい。かといってささずに濡れたままでいると初日から風邪をひきそうだ。

クラクフの観光地は、クラクフ中央駅すぐの旧市街に集中している。

朝、なんとか中央駅にたどり着き、中世からの街並みを抜けて、まずは旧市街南部にあるバベル城へ。

バベル城は内部にカテドラル、遺構、宝物館、部屋内部ツアー 等がある。カテドラル以外は赤い大きな建物でチケットを買う。

カテドラルは豪華な金や絵の装飾の中に所々黒が使われていて、落ち着いて荘厳な印象になっている。内部に複数のチャペルがあるが、それぞれ時代が違うのだろう、絵画やステンドグラスの雰囲気が異なり面白かった。

途中狭い階段を登っていくと鐘がある。窓から市内がよく見えるのだが、残念ながら天気が悪く霞んでしまっていた。

次に遺構を見た。時代とともに建て増し?リフォーム?を繰り返しているため、掘ると古い時代の生活用品や建物の跡がでてくるらしい。

宝物館。中世の豪華な装飾品や、武器や鎧が展示してある。特に武器!宝剣が多く波打った刀身の剣は実在したのを初めて知った。銃剣も初めて見た。マスケットは貝や寄木?で美しく凝った装飾がされており優雅。

内部ツアーはポーランド語と英語があるらしい。指定された時間に行くと、ガイドが10名程度毎に着いて説明して回ってくれる。英語が分からない人用にとロシア語の案内をもらっている人はいた。タペストリーがよかった。演奏を聴いて大人しくなる動物たちの図にちゃっかりドラゴンも混じって座っていたりと可愛い。各国から集められた調度品や絵画も見応えがある。

ドラゴンの洞窟 は行きたかったのだが、四月からしか空いていないらしい。残念!

 

ランチはポーランド料理屋でロールキャベツを。ひき肉とお米が入っていてマッシュルームのホワイトソースがかかっている。思ったより複雑な味だがとても美味しかった。600円程度。

 

織物会館の土産物やは左右にずらりと並んでいて見るのが大変。

 

聖メアリーのカテドラルは圧巻。高い天井は青緑に金の星が装飾してある。まさにカトリックらしい作りだが、朱青緑の他にも朱色なども効いた意外とカラフルな装飾。細かいステンドグラス、キリストや聖人、天使たちがびっしりと刻まれておりいっぱいいっぱいになる。振り返るとぱいぷおるがん。こんなものを見せられたら昔の人は宗教にあっという間に傾倒しただろうな。