漂白剤ピンク、1年後の後日譚。
GWいかがお過ごしだろうか。
去年の今頃、私はまさに会社員の正しいゴールデンウイークの過ごし方をしていた。
のだが、今年のGWは特に大きな旅行などなく、友人に会ったり実家に帰ったりと、これまた由緒正しき会社員的な過ごし方をしている。
今日は東京でも30度を超える真夏日だったらしい。
神戸もそれなりに暑かった。近所でにぎやかに執り行われていただんじり祭りに加わることもできず、交通整理の警察官にあいまいに微笑みながら実家へとかえってきたのだ。
さて、こんな夏が見えてくる時期、手放せなくなってくるのは日焼け止めではないだろうか。
以前、(というかたぶん一年前)漂白剤を使ったら白いパンツがピンクになった という記事を書いた。
この記事はその後、ピンク色に染まった私の下着の話と勘違いした輩によりアクセス数を予期せず伸ばすことになる。
かくいう私も、今年は早速白いブラウスを漂白した。
去年のハイターを取り出して、「そういえばこんなにあっさり鮮やかにピンクに染まるんだったら何かしら注意書きがあるんじゃないだろうか」と思ってよく見てみたところ・・・・
・・・書いてあるがな。
ちゃんっと注意書きに書いてありましたよ。日焼け止めによりピンクに変色すること。その対処方法も。
もちろんしっかりがっつり染まってしまった場合、「衣料用洗濯洗剤を塗布して揉み洗い」なんて程度では元に戻らない場合もある。私が友人に倣って、お勧めするのは「仏ーの粉洗剤で洗濯機でもう一度洗う」なので、余裕のある方はそちらのほうを試してほしい。
だが、とはいえ、しかし。
公式にこうもはっきりピンク色になる旨と対処法記載されているのに、どうしてこうも私たちは注意書きを読まず、インターネットに頼ろうとするのか。
現に「漂白剤 変色」とか「ハイター ピンク」でググるとかなりのヒット、そしてそれに対する先人たちのアドバイスを見ることができる。
私だって、「これはいいネタが仕入れられた!」とニヤけながら、ところどころピンクに染まった白いパンツをあれやこれやと洗ったり揉んだりしたものだ。
企業様からの注意書きに気づかず、喜び勇んでブログなんかに書いてしまった私の、なんと間抜けなことか。(そしてそれを読んで納得などしてしまった諸君・・・いやなんでもないですすみません)
企業だってバカではない。大事なことや困ったこと、問題になりそうなことやクレーマーに突っ込まれそうなことは、あらかじめ外箱かラベルに記載されているものだ。
注意書きはよく読もう。
今回は白いパンツ一枚でよかったが、将来自分の身を守るためにも、きっと必要なことなのだ。